OBK - 大田ビジネス創造協議会

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OBK(大田ビジネス創造協議会)、東京大学、三菱電機、中央大学は、携帯電話回線を用いて上空から撮影した映像を伝送し、飛行経路の制御も行う自律飛行ロボットの実験に成功した(平成17年5月12日、17日)。

災害地の早期把握や交通渋滞の監視など、飛行ロボットの用途は今後拡大することが見込まれる。実験に成功した飛行ロボットは、カメラと、自律飛行システム、2回線の組み込み型電話カード(FOMA)を搭載する。翼幅約1.4メートル、胴体長約1.1メートル、重量約1キログラムと小型で、手投げで離陸させることができる。

自律飛行機能と携帯電話回線による通信は、飛行ロボットの使用を容易にする。具体的には、パソコンで事前に設定した複数の地点をGPSの信号をもとに自律的に飛行し、映像を携帯電話回線によりリアルタイムで送信する。さらに送られたデータをもとに、飛行経路の修正を地上のパソコンから飛行ロボットに携帯電話回線を用いて命令することができる。

ラジコンで模型飛行機や模型ヘリコプターを飛行させる従来技術では、電波が微弱なため飛行範囲が限定されるが、携帯電話回線を利用することでその使用範囲を拡大することができる。携帯電話のカバーエリア以外では、事前に決められた地点間を自律で飛行し、エリアに入った時点で通信を確保することが可能になる。

飛行ロボットを6月に開催される愛・地球博モリゾー・キッコロメッセの「プロトタイプロボット展」に出展し、今後さらにパラシュート回収技術などを開発する。

飛行ロボットの離陸
飛行ロボットの離陸
搭載カメラと動画映像
搭載カメラと動画映像